Wikipediaで読む童話・落語 二次創作で使えるかも?
残酷描写で知られるグリム童話に比べて、簡素なイソップ童話は、Wikipediaで読んでも、その面白さがわかるところがいい。
上記で僕の知らなかった童話といえば「熊と旅人」
→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E3%81%A8%E6%97%85%E4%BA%BA
この説話がもとで、「熊には死んだふりをするべし」という誤解が生まれたらしい。
有名なのは「狼少年」として知られる「嘘をつく子供」
→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%98%98%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E5%AD%90%E4%BE%9B
これに類似した作品は多いが、この項目で紹介されていた「鉄腕アトム」のエピソードに心ひかれた。
人々に大嵐が来ると吹聴して大騒ぎを起こす少年ロボットがいた。警察にも自分の名前を偽名で応えるなど小馬鹿にした態度をとる。しかし実はこのロボットは本当のことが言えないようプログラムされたロボットだった。真実を見抜きアトムは救援に向かうが・・・
あらすじを見ただけで面白さがわかる。ぜひ、漫画で読んでみたい。
よく考えると、当ブログでもやっている二次創作なんてものは、このような童話を元にしたほうが、面白いのではないかと思う。イチからストーリーを組み立てるのは結構しんどいものである。
「Wikipedia」に書かれた簡素なあらすじをもとに、自分の好きなキャラで物語を組み立てる。それだけで立派な作品の完成である。
「落語」もかなりねらいどころだ。若い人はあまり演目を知らないので、うまくいけば、オリジナルと信じてくれる。元ネタがバレたときでも「落語知ってるんだ、教養あるなあ」なんてほめられることもある。
二次創作を書こうとする人は、時間があるときに、Wikipediaの「落語」の演目を読んでみることをオススメする。それぞれのオチのつけかたなど、小説を書くうえでも参考になるところも多いはずだ。
【誰もが知っている有名演目】