【あとがき】幼女と銭湯、白人少女とサウナ

 
 
僕は友達が少ない ダークネス(1)
 
 




 

◆あとがき

 
 本業が修羅場だったわ、暑すぎるわで、当初の予定よりも大幅に掲載が遅れたこの『僕は友達が少ない ダークネス』。いかがだったでしょうか?
 副題の「ダークネス」というのは、ラブコメ漫画『ToLoveる』の借用です。メインヒロインである夜空と星奈を不在にして、野心家の理科を主軸にすえた残念なラブコメを書いたつもりです。ここらへんは、ブログで掲載した、はがない最新刊六巻の感想を読んでもらったほうがいいかもしれません。
 
http://d.hatena.ne.jp/esu-kei/20110523/p1
 
 そこで述べた六巻の不満点を妄想でおぎなったのが、この二次創作です。
 
 今作も、これまでと同じように、ほとんど喫茶店で書きました。ただし、内容をのぞかれていたら大変なことになっていたかもしれません。何しろ、10歳女の子のオナニーです。「おまわりさん、こっちです!」と店員さんに通報されても、仕方のない所業であります。
 ところで、今作では原作どおりに10歳の女の子を『幼女』と表現していますが、僕は『幼女』が通用するのは8歳ぐらいまでと思うんですよね。都条例でも男湯に入ることができる女の子は9歳までとなっていますし。
 個人的には、『幼女』と『少女』の間に、『童女』という期間を設定できたらいいと思っています。なんだか、文学っぽい響きがしていいじゃないですか。童女の押入れオナニーとか。
 ちなみに、こんなものを書いておりますが、僕はロリコンではありません
 最近、仕事帰りによく行く『そしがや温泉』には、幼女が男湯に入ってくることは実によくあることですが、それで僕が「キタキタキターー!」と喜ぶことはないのです。
 そのスーパー銭湯には、露天風呂のような構造で10×3メートルばかりのミニプールがありまして、僕はそこで10分ぐらいぼけーーーと浸かることに幸せを感じるのですが、幼女はそこでバシャバシャはしゃぎ回るのが大好きです。実に不快です。
 何しろ、やつらは水中メガネを持参してきやがります。本気で泳ぎにきているわけです。せっかくウォーキングなどの運動に励んでいた爺さん連中も逃げちゃうわけです。あまりのしつこい水遊びに、その子の父さんも別のところに行っちゃいます。ということで、全裸で幼女と二人きりになることもあります。ロリコンの人にはたまらないシチュエーションでしょうが、残念ながら僕はロリコンではありません。
 で、幼女は僕のまわりをもぐりはじめるのです。どうやら、僕のアレを熱心に観察しているようなのです。父の監視から離れて、みずからの好奇心に忠実になった幼女の行動に、「ふふふ、俺のマグナムをとくと見るがよい」と僕は動じずにかまえているのですが、水中にあがった幼女は僕を見て首をかしげるのですよ。あれぇ? おとーさんのとぜんぜんちがう、と言いたそうな眼差しで。
 こういうのはかなり凹みます。だから、僕は幼女が嫌いです。
 
 そんなことより僕が夢見ているのは、北欧でサウナに白人少女と入ることです。スウェーデンだかノルウェーだかフィンランドでは、ホームステイに行くと、その家族と一緒に全裸でサウナに入るという習慣があるみたいです。当然のことながら、その家の娘さんもいるわけです。
 寒い季節で育った白人少女の、サウナの高熱でほてった全裸。このシチュエーションに欲情しない男がいるでしょうか?
 でも、そんな妄想を日本のサウナでして、ついつい勃起したらとんでもないことです。現実のサウナにはむさくるしい男しかいないわけで、そこで勃起したとなると、もう僕の性癖は決まったようなものです。僕の貞操の危機です。
 それにしても、サウナでの射精って、かなり体に危険なことかもしれません。サウナで白人少女の献身的な奉仕により射精に導かれることは、至福の経験だとは思いますが、90度以上の室内での射精は、精液だけではなく、魂すらも出してしまうのではないかと危惧したりします。
 ただ、そんな命がけの行為であっても、僕としては、北欧のサウナで白人美少女とニャンニャンしたいという夢があります。もし、僕が若ければ、スウェーデン語だかノルウェー語だかフィンランド語を学び、ホームステイしただろうに、と後悔することしきりです。
 これを読んでいる、中学・高校生の人たちは、そんな僕の夢を受け継いでもらいたい。そして、北欧のサウナで、射精後の心不全だか何だかで客死してほしいと思います。きっと伝説になりますし、少なくとも僕にうらやましがられるでしょう。
 そんなことを考えながら、この二次創作は書かれました。