アンディーメンテとかステッパーズストップとか

 
↓最近の作業用BGM
 

 
 作曲者は、ジスカルドとか、泉和良とか、ジェバンニpとか、アンディー・メンテの中の人とか呼ばれている人。
 くわしくは、以前に書いた記事を参考に。
 

 
 このBGMは「雪道」というフリーゲームで使われたもの。ステッパーズ・ストップ、というサイトで公開されている。
 

 
 
 この「雪道」のゲーム発表は2005年のこと。当時、アンディー・メンテの中の人は、「Flying lucifer」という変名で、他者が作ったゲームにBGMをつけるという企画をやっていた。ステスト作品以外に担当した曲を知らないけど、もともとゲーム会社(タイトー)で音楽作ってた人だから、そのクオリティは一聴の価値ありである。
 そのくせ、当時の自分のフリーゲームの曲にはBGMすらつけなかった。今もそうだが、当時も変な人だった。
 
 そんなステストのpornという人のゲームの作り方もわりと面白い。
 
 RPGでは「エピタフ」がオススメ。これぐらいシンプルなほうが、単純作業に没頭できる。
 そのほかにも、恋愛シミュレーションゲーム囚人と少女のジレンマ」とか、クリック連打するだけの「走者と亀のフレイム」とか。
 一般的には理系少女ADV「たゆみ。」みたいなのが人気かも。
 
 究極ジャンケンゲーム「意志と存在のジャンケン」は、ぜひとも、設定集を読んでもらいたい。「中二病」という言葉がはやっているけど、ここまでムダっぷりを徹底しないと芸がない。
 
 個人的に「雪道」のストーリーはあまり好きではないが、「もっとちっちゃいab」に収録された「旅路」のシナリオは最高に好きだ。オチが素晴らしい。一年に一度ぐらいプレイしたい作品である。
 
 
 僕はゲームをコミュニケーションツールだとは思わない。
 オンラインゲームの多くはコミュニケーションツールに成り下がっているが、授業中に鉛筆を転がしながら、自分一人で遊んでいた「謎のゲーム」こそが、僕にとっての「ゲーム」である。
 
 ステストアンディー・メンテの作品は、僕にゲームの面白さを数多く教えてくれた。
 数値をガシガシ決めるステスト作品よりも、「作者が楽しめるゲーム」を目指し天性の勘にゆだねたアンディーメンテ作品のほうが、難易度曲線が高いとか、それだけで論文が書けそうな楽しさである。