はてなダイアリーの良い点悪い点

一ヶ月間、このブログを続けてきて、はてなダイアリーの特色が見えてきた。ここでまとめておく。


はてなダイアリーの良い点】

1.安定性が高く、データ損失がない

「ブログ」という言葉が発生する前から運営しただけあり、なかなか安定していると思う。もちろん、メンテナンス云々で接続しにくいときがあるし、画像ファイルの置き場「フォトライフ」が使いにくいのも事実だが、データが損失したことはない。信用に足るとは思う。

2.はてなキーワードでアクセスを呼びこむことができる

はてなダイアリーに決めたのが、この「はてなキーワード」機能。それぞれのキーワードを用いたブログが表示されるので、宣伝せずとも「類友」を呼ぶことができる。しかし、この機能に過度な期待は抱けないことに気づいた今日この頃(理由は後述)

3.月180ポイントで広告を載せなくてすむ

月額180円相当のポイントを使えば、余計なものを表示させなくてすむ。アフィリエイト広告は目的ではない人にとって、これはありがたいだろう。

4.スタイルシートなどで、ある程度のカスタマイズ可能

cssで自分好みのデザインにできる。ここのブログでは「chocolate-mint」のテーマをもとに、いろいろ改変を加えた。やりすぎると、来訪者が迷うだけの結果に終わるが、書いている本人のストレスがたまらないのがベストのデザインであると思う。また、ヘッダやフッダなども、htmlでいろいろできる(利用できるタグに制限があるが)

はてなダイアリーの悪い点】

1.iframeタグが使えない

ニコニコ動画の紹介用HTMLで使われる「iframe」(インラインフレーム)が、はてなダイアリーでは使えない。つまり、はてなダイアリーで、ニコニコ動画の紹介をすることは非常に困難である。
ひとことで言えば「iframe」とは、ページの中に別ページを表示させる機能である。縦・横サイズも決められるので、他のブログによくある、スクロールできるヘッダをつけることができない。これは実に不便である。
【参考リンク】
はてなアイデア

2.「草稿」という概念がない

データ損失の危険性もあるし、完成形を見てから、文章の添削をしたいのだが、「プレビュー」機能しかない。以前は「草稿」モードで一度アップして、別の作業をしてから、再度見直しをして「公開」という形にしていたので、非常に困る。「プレビュー機能」だけだと、その記事に「かかりきり」の状態になってしまう。
ブログという形式で書いていると、接続詞や助詞など初歩的ミスをおかしてしまうことが僕は多く、読者に誤解を招く可能性が高いのだ。「草稿」でいったん記事をアップするという作業ができるようにしてほしい。

3.結局、日別に記事は管理されている

はてなキーワードに掲載されても、飛ぶページは「日別記事」となる。例えば「らき☆すた」と「新書の書評」を同じ日に書いている場合、「らき☆すた」目当てで来る人と「新書の書評」目当てで来る人には違いがある。そういう配慮が、現行システムではできず、結果として、固定層をつかむことができなくなる。テーマを一貫しているブログはともかく、個人趣味で運営しているブログからすれば、チャンスロスにつながる場合が多い。特にこのブログのように、一つあたりの記事が意味なく多い場合は、致命的である。

4.はてなコミュニティの閉鎖性

はてなキーワードで来る人がほとんどの状態だと、はてなコミュニティに属する人からのアクセスばかりになる。もちろん、はてなダイアリーは、検索で比較的上位に位置されるのだが、宣伝なしで運営していると、はてな関係の人が閲覧者のほとんどを占める。ただし、はてなコミュニティはそこそこ人口が多いので、これは「良いところ」でもあるかもしれない。

以上が、一ヶ月間、はてなダイアリーを使ってみて僕が気づいた点である。