イヤホンジャックとドコモメールと今後のネタ

 
 「重力に囚われた愚か者どもよ」
 と、宇宙コロニーに住んでいたジオン公国の軍人たちは地球人を見下げて言ったものだ(ガンダムの話)
 同じような優越感をBluetooth無線イヤホンに替えた僕は抱いている。
 電車の中で有線イヤホンを見かけるたびに、僕は上から目線で内心つぶやくのだ。
「コードに囚われた愚か者どもよ」と。
 そりゃBluetoothイヤホンは、USBで充電しなければならないし、時々プチプチ音が鳴ったりするが、そんなマイナス要素を帳消しにするほどの快適さである。
 ということで、無線Bluetoothイヤホンに替えて僕は調子に乗っている。

 しかし、僕のXperiaにはイヤホンジャックがある。
 飛べない豚はただの豚、使わないイヤホンジャックはただの穴である。それどころかホコリがたまって故障の原因になるかもしれないのだ。
 iPhone7ユーザーならまだしも、国産スマホユーザーのくせに、無線イヤホンなんて百年早いとバカにされているかもしれない。

 いや、使いみちがあるのだ。イヤホンジャックには、イヤホンを挿す以外の用途が。
 

(参考画像 →引用元
 
 そう、イヤホンジャックは画面クリーナーのストラップをつけるためにあるんだよ!
 
 購入時に保護フィルムをつけたものの、今では保護フィルムを保護する使い捨てフィルムが必要ではないかとすら考えるほど、画面の汚れがヤバくなってきた。
 脂っこい手の僕にとって、画面クリーナーは必須といえよう。
 
 ということで、祖師ヶ谷大蔵オオゼキ2階のダイソーに向かったものの、画面クリーナー自体がなかった。
 ガラケー時代には氾濫していたケータイ用ストラップもダイソーには姿を消していた。
 ガラケーのストラップ用の穴、あれはあれで良いアイディアだったと思う。
 国産スマホでも復活すればいいのにね。
 
 

■ スマホdocomoメールが使えない件

 
 僕はコミュ障なので、LINEはやらない。既読表示されるのが怖いからだ。
 ということで、スマホに替えたところで、伝達手段でメールの果たす役割は大きいのだが、docomoXperiaについている「docomoメール」というアプリが想像を超えたクソである。
(1)引用返信ができない
(2)CCもBCCもできない
 Windows98メーラーOutlook某)でもこんなにひどくなかったぞ、というぐらい最低限の機能すらないアプリなのだ。
(もしかしたら使えるのかもしれないが、調べる気にもならない。とにかく、見た感じはできなさそうだった)
 
 ちなみに、BCCとはブラインド・カーボン・コピーの略で、社長の必殺技である。
 メールを複数人に送信したとき、BCCに指定したアドレスは、他の人には表示されない。
 だから、社長はお気に入りの部下にはBCCでこっそり事務メールを横流ししているのだ。
 お気に入り部下の上司はそれも知らずに、自分だけで処理しようとしたり、企画を潰そうとするのだから、悲劇が起こる。
 ということで、社会人になれば、BCCという恐るべきもののために、メールが指定されたアドレスだけに届いたわけではないことを思い知るわけだが、そんな社長の必殺技もdocomoメールでは使えないわけだ。
 まあ、スマホユーザーならばGmailを使え、という話なのだろうけど。
 
 

■ 今後書くネタ

 
 スマホに替えたくせに書こうと思ってたネタを文章化できない。
 構想段階でスケールが膨らんで、マインドマップがとんでもないことになって、一日では書けそうにないとわかると、書くのをあきらめてしまうのである。人間のクズである。
 とにかく、近日中に書きたいのは、
 
(1)ディランのハード・レインも知らないハルキスト(笑)
 
 ノーベル文学賞ネタ。もう古いと言われても仕方ない。文章を書く執着力は年を経るごとに無くなってしまう。間違ったことを書いて、そのことで恥をかくのを恐れてしまう。
だから、きちんと調べようと思うと、どうしても二の足を踏むという悪循環である。
 ネタはまとまっているので、がんばって書く。明日ぐらいには。
 
(2)エヴァンゲリオンを象徴する一言をあげるとするならば
 
 「シン・ゴジラ」を見た興奮で、ふたたび「エヴァンゲリオン」をマジメに見た。アニメ、旧劇、新劇、漫画版である。
 そこから物語の面白さを分析するとなると、ひどく長ったらしい文章になりそうなので、僕が選んだ象徴する一言から、自分のエヴァ体験を語ろうとしたのだが、そのセリフの初出がわからなかったという。
 まあ、ファンからすれば「浅い、浅いよ」と言われるような感想になるだろうけど、あの作品の深い考察なんて庵野監督に鼻で笑われるだけどと思うので、僕はあっさり書きたい。
 
(3)「三国志」の演義と正史の違いから、物語の面白さを分析する
 
 「三国志」といえば、史実にもとづいた正史と、それをもとに創作した歴史小説である演義がある。
 この2つの違いを諸葛亮北伐にテーマを絞って、そこから人々が求める物語の構図を探っていくという話。
 このネタの最大の欠点は、一般機種では漢字表示ができない人物が多すぎることか。北伐の主要人物である魏の張郃(コウ)とかね。
 
(4)ヒトラースターリン毛沢東の違いについて
 
 独裁者として有名なヒトラースターリン毛沢東は、それぞれ権力奪取のやり方が異なれば、得意としていた分野も異なる。
 そういう違いも知らずに「あいつはヒトラーだ」とか「あいつはスターリンだ」とか「毛沢東(笑)」とか言うのはどうかと思うんだが、これまたあっさり書くには単純だが、マジメに書くのはとてつもなく難しいネタである。