書評まとめ

 2014年4月ブログ書評まとめ

4月のブログ書評は10作。うち小説が6作で、再読作品が1作である。 もっとも印象に残ったのは『カクレキリシタンの実像』だ。禁教令により指導者を失った民衆が迫害に耐えながら信じたキリシタン信仰は、キリスト教とは別物の民俗宗教となったことが実例…

2014年3月に読んだ本まとめ

3月に読んだ本は10冊。そのうち、小説が5作品である。 もっとも印象に残った本は、一ノ瀬俊也『日本軍と日本兵 ― 米軍報告書は語る』(講談社現代新書)だった。米軍の言葉を借りるだけではなく、戦後から21世紀にわたるまでの豊富な史料を分析してきた…