マイケル・ジャクソンへの誤解をといてみる

 
 生前のマイケル・ジャクソンに関心を抱かなかった僕だが、その死後、あまりにも多くの嘘がまかり通っていることを知った。
 これまで、僕はマイケル・ジャクソンのことについて、ほとんど頭を費やさなかった。人間の思考には限界がある。だから、何となく、マイケル・ジャクソンについては周囲に流布する情報の、よりわかりやすいものを信じてきた。
 その結果が「黒人であることをやめたくて肌を漂白したが、整形のしすぎて顔面崩壊した」という例のイメージである。
 
 マイケル・ジャクソンの外観については、すでにWikipediaで掲載されていたし、マイケル自身も何度もコメントしていた。
 しかし、それらはマイケル・ジャクソンの社会性の高いメッセージ・ソングと同じく、人々にとっては耳ざわりの良いものではなかった。ゆえに、彼のことに興味がない人には、その事実は伝わらなかったのである。
 マイケル自身の「醜い姿を自分を信じているファンには見せたくない」という過剰な美意識も要因のひとつだと思われるが、ここでは動画をまじえながら、僕なりの言葉でマイケル・ジャクソンに対しての誤解をといてみよう。
 
 

 
 まず、マイケルが患っていた尋常性白斑について、検証動画があったので紹介しよう。
 

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