二日間限定だったGoogleパックマンの256面クリア動画など
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20413830,00.htm
有名ゲーム「パックマン」(Pac-Man) の生誕30周年を記念して、5月22日から48時間、Googleトップページのロゴが「遊べるパックマンゲーム」に変身したことが話題となった。
僕は2面しかクリアできなかったが、ニコニコ生放送では、21面までプレイした猛者がいたらしい。
そのプレイ動画がこちら。
20面を過ぎると、難易度が次のように変わる。
(1)パックマン（操作キャラ）の動きが遅くなる
(2)モンスターの行動パターンが、厳しくなる。
(3)パワーエサの効果がなくなる。
パワーエサとは、面ごとに五つ用意されている大きなエサのこと
序盤はこれを食べると、モンスターがイジケ状態になるのだが
「鍵」面になると、その無敵時間がゼロに！
はたして、こんなハードな難易度で、全256面をクリアすることができた人がいたのだろうか。
しかし、冒頭で紹介したエントリでは、次のような記述があった。
これは気になる。「スペシャルなこと」とは何だろうか？
そこで、データをいじって（チート行為で）256面をクリアした動画を見つけたのでご紹介。
これが、その256面。フツーの面にしか見えない。
もうすぐクリア！ スペシャルなことが起こるはずだが……
…………？？？？？
最初にこれを見たときは「チートだからクリア画面が出ずにバグった」と思ったものである。
しかし、調べてみると、パックマンをくわしく知る人ならば、誰もが納得できる「伝説のクリア画面」を再現したものらしいのだ。
アーケード版パックマンのクリア画面は次のようなものである。
http://en.wikipedia.org/wiki/Kill_screen
これは「Kill screen」と呼ばれ、ゲーマーの間では有名なものであるらしい。
だが、この画面を見るために、256面もクリアするなんて、地獄の罰ゲームとしか思えないのだが。
なお、このパックマンには「隠しコマンド」があった。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20413830,00.htm
といっても、「裏技」のたぐいではなく、操作キャラが一人増えて、対戦ができるようになっただけである。
その二人用プレイの動画がこちら。
僕を含め、一人でネットに勤しむ大半のユーザにとっては、まったく縁のない機能であろう。
こうして、二日にわたって公開された「Googleパックマン」は、24日0時に終了。
今では、いつもののロゴが掲載されているだけである。
プレイする楽しさだけではなく、名作ゲームの認知度を、高めることにも成功した、この「パックマン」企画
30年前に流行したゲームがどんなものだったかを知る、良いきっかけづくりになったと思う。
今度はぜひとも、任天堂の「ドンキーコング」をやってもらいたいものだ。
「マリオ」が初登場した「ドンキーコング」の誕生は、1981年のことである。
どちらも、リアルタイムでプレイしたことない僕には、ピンと来ない話だけれども。
【関連エントリ】
・100億円以上の損失をもたらしたあのゲームが、しょうこりもなく継続公開中
実は、Googleパックマンは、特設サイトで現在も公開中
・[ゲーム]マリオになぜヒゲがあるのか？ ー 宮本茂のゲーム哲学(1)
「パックマン」のオリジナリティに衝撃を受けた宮本茂が「マリオ」を生み出すまでの経緯を紹介
【関連リンク】
・Googleパックマン256面 : 超元祖ヨシヲ公式ブログ改β 〜マラビンタの夜明け〜
「Googleパックマン」のデータ改ざん方法と、256面の「Kill screen」が掲載されています
【紹介動画リスト】
・Google Pacman 鍵６面～９面（２１面） - ニコニコ動画
・google pacman(グーグルパックマン）チートでクリア - ニコニコ動画
・google パックマン ミズパックマン 裏技 - ニコニコ動画
