毛髪水銀が4倍であると報じられた「捕鯨の町」太地町民の平均寿命
・イルカ漁映画『ザ・コーヴ』舞台となった太地町で住民の毛髪水銀平均の4倍-欧米メディアほら見たことかと報じる - シネマトゥデイ
欧米で大々的に報じられている、「捕鯨の町」太地(たいじ)町民の毛髪水銀検出問題。
そんな太地町民の平均寿命(余命)を、各国のものと比較してみよう。
データはすべて2005年。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
日 本 | 78.7 | 85.7 |
太 地 町 | 77.7 | 85.3 |
オーストラリア | 76.5 | 82.2 |
英 国 | 76.7 | 81.2 |
米 国 | 75.2 | 80.4 |
韓 国 | 74.7 | 81.5 |
中 国 | 71.0 | 74.3 |
【データ参照元】
太地町:http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/ckts05/hyo01-09.html
その他各国:http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1620.html
以下、Wikipediaより。
・太地が再び捕鯨の町となるのは25年ほど経った日露戦争後のこと
・1988年(昭和63 年)には太地でも、沿岸のミンククジラ漁を含むヒゲクジラ商業捕鯨が中断されるに至った
・以後は、ゴンドウクジラなどを捕獲する小型捕鯨業と、イルカ追い込み漁などのイルカ漁業だけが行われている
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%9C%B0%E7%94%BA
これから先も、鯨肉を食する太地町民と、鯨肉を食さない日本人との間に、平均寿命の差が出る可能性はないだろう。
捕鯨問題を、健康問題として取り上げるには無理がある、ということだ。