「15行」でわかる現政府の「口蹄疫」感染対策 - 鳩山政権では「食の安全」を保障できない!
今年4月から畜産業界をゆるがせている「口蹄疫(こうていえき)」感染対策を見るかぎり、今の鳩山政権は、日本の「食の安全」を保障できていません。
その「口蹄疫」感染問題について、15行でまとめてみました。
2010年4月20日:宮崎県にて10年ぶりに口蹄疫感染が確認。農水省、日本産牛肉の輸出を全面停止。 2010年4月27日:東国原宮崎県知事、赤松広隆農水相や谷垣禎一自民党総裁に支援を要請。 2010年4月28日:自民党口蹄疫対策本部長である谷垣自民党総裁、現場を視察。 2010年4月30日:自民党口蹄疫対策本部、政府に42項目にわたる対策要請の申し入れ。 対応を予定していた鳩山由紀夫総理・赤松農水相は、当日になって予定をキャンセル。 夕刻、赤松農水相、コロンビア・キューバへの外遊へ。 自民党口蹄疫対策本部、党本部で記者会見 「10年前の感染の際は、ただちに100億の予算が確保され、対策がなされた」 「ところが、この段階になっても、国から宮崎県には、一箱も消毒薬が支給されていない」 「この状況で農水大臣が外遊するとは、自民政権時代からすれば前代未聞」 2010年5月1日 宮崎県、自衛隊に災害派遣要請を行う。家畜の殺処分は8000頭超へ。 農水大臣による記者会見が行われないため、「食の安全」に敏感なはずの日本国民がきわめて鈍感。 今、国際的に、日本産牛肉は「危険」と見なされて、輸出できない状況にある。 それにも関わらず政府対応は遅れている。宮崎県は悲鳴をあげている。被害の拡大が懸念されている。
【5月19日 追記】
・農水省官僚のtwitterから、口蹄疫感染対策の事実関係を紹介する
http://d.hatena.ne.jp/esu-kei/20100519/p1
【関連リンク】
・民主政権は「食の安全」を保障できなくなった - 口蹄疫感染問題から
http://d.hatena.ne.jp/esu-kei/20100502/p1
・自民党 口蹄疫対策本部記者会見(2010.4.30) - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=UOSIYeXZIuA
・口蹄疫 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E8%B9%84%E7%96%AB